2016年05月

 土日と二日間にわたって開催された高校生の今シーズン最初レースが西総合プールで開催されました。我がHチームの選手は総勢5名です。結果はほとんどの選手がベストかも他それに近いタイムで泳いでくれました。久しぶりの50M(長水路)にも気持ちが負けることなく積極的なレースをしてくれました。
 インターハイの標準記録は3名の選手が計5種目突破してくれました。この選手達は本番のインターハイ広島会場で活躍してくれる事を目標にして火曜日からの練習に打ち込みましょう。切れなかった選手は自分の得意種目では意地を見せられるように、また夏休みにお留守番にならないように気合を入れてチャレンジしましょう。
 レース全体を見てみるとインターハイで優勝争いをしそうな選手は少ないようです。しかし我がチーム5名は先輩がやってきた優勝に向けてモチベーションをあげ練習からしっかりと狙った練習にしていきましょう。
 2週間後の西日本年齢別に向けて今日の反省をすると共に、来週はテストも待っています。勉強との両立も目指して頑張りましょう。

 明日明後日と高校生の春季大会が始ります。現在の泳ぎと練習内容でどれぐらいのタイムが出るのか楽しみです。結果で一喜一憂する事はしませんが、上手くいっているところと行っていない所を確認する事はとても大切な事です。謙虚に自分自身を見つめて来週からの練習に生かしましょう。
 又ほとんどの中学生は運動会(体育祭)のようです。強烈な日焼けは火傷と同じです。また、水分の補給にも注意して熱中症にも気をつけましょう。
 2週間後は年齢別が開催されます。夏のレースの前哨戦、自信になるような結果が出せるように練習はもちろん体調面にも気を気張りましょう。この頃風邪をひいた選手もいます。
 フライングなのか出遅れなのか時期は花粉症から熱中症の季節です。

 熊本自身の影響で、西日本年齢別大会が熊本から福岡に開催場所が変更になりました。日頃利用させてもらっている阿蘇のプールもいつ再開が出来るかわからない状態です。
 早く落ち着いて利用できるようになると良いのですが、熊本の経済にも大きく影響が出そうです。我々としては熊本の名産物を食べ続けるぐらいしか協力できない状態です。
 このような状態の為合宿地を探していますがなかなか難しい状況です。遠征や合宿は選手にとってもコーチにとっても大切なものです。福岡の大会は「ホテルが取れなくて本当に困る」と言う話をよく聞きます。
 我々色々な地域に出かけていく福岡の関係者・福岡に来てくれる関係者の苦慮はまだまだ続きそうです。

 ニシコリ選手が世界一のジョコビッチ選手に挑んだ試合を見ていると、試合自体の質の高さや粘り強さには驚かされるものがあります。世界を目指している選手の真剣さや覚悟が垣間見えるような気がします。テニスは素人ですが。
 見ている者を惹きつける素晴らしい力があります。我々の競泳を見ている人達にどのように見えているのでしょうか?本当に真剣に練習をしレースで表現しようとしいているかで違うのだと思うのですが。
 いま私のもとで頑張っている選手にも本気で世界を目指してもらえると、見えるものや考え方が違ってくると思うのですが?
 世界を心から目指すと言う事はそれだけで日頃の振る舞いも変わってくるし考え方も違ってくるのだと思います。一人でも多くの選手が覚悟を決めて世界を見据えて練習に取り組んでくれるように、我々スタッフが変わらなければと思う今日の練習でした。

 練習にはテクニック練習や持久力アップの練習などのベースを上げる練習と持っている力をレースで出し切る練習があります。おおざっぱですが、レースで良い記録を出し切る練習が今日から始まりました。
 当然練習強度が高い為に苦しさのレベルも高くなります。強い苦しみに耐える事もレースの為に大切な練習になります。
 この強い強度の練習の中でも、日頃要求している泳ぎやターン・タッチが的確にやってもらわなければなりません。少しの焦りやプレッシャーに負けて力を出せなかった例は掃いて捨てるほど、山のようにあります。
 出来る事が出来ないのは、そのレースの気持ちになって泳いでいないからです。今日からの練習ではそこを覚悟を持ってやってもらいました。まだ本心から覚悟が決まっていない選手や苦痛に負けてしまっている選手がいます。練習の中で何度でも自分の気持ちを確かめましょう。

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