2016年08月

 いよいよリオオリンピックが始りました。そしていきなり金メダル・銅メダルを獲得してくれました。一方我がクラブ怪物マコちゃん小学生のチャンピオンを決めるトビウオ杯で3つの金メダル。坂本・山下の男子も自己ベストで大活躍してくれました。マコ選手は次の東京オリンピックには間に合いそうな勢いです。
 今回大活躍している池江選手と同じく東京では高校一年生になっています。背泳ぎだけでなく何を泳いでも速いので4年後が楽しみです。
 日本競泳陣が活躍するなかアメリカではイチロー選手が3000本にあと一本と迫るヒットを打ちました。そして甲子園も始まり朝も昼も夜中も大変な事になっています。
 この熱いスポーツのイベントに乗り遅れないように我々の全国大会が迫ってきました。選手達は次は自分の番だと意気込みを見せた練習をしています。
 小学生でジャパンオープンの標準記録も突破してしまったようです。末恐ろしい小学生が浜松から今日帰ってきます。

 練習内容が変わってきました。量的に少なくなり当然ですが質的には益々高くなってきました。強度が強くなってきたとも言います。その中で高く=速いタイムになってきている選手と変わらない選手とに分かれてきます。当然速いタイムになってこない選手はレースでは期待できません。
 今日・明日と筋トレも無くなり疲れも取れて益々レベルの高い泳ぎとタイムを要求される練習になります。おいていかれないように戦闘モードに心を変換しましょう。

 筋肉痛で顔がゆがむ選手がいますが、泳ぎはなかなか好調のようです。中でもリクは絶好調朝練習も絶好調でしたが、午後練習の最後のダッシュタイムはスピリンターのようでした。
 又新人のマナミ選手は筋肉痛と水中練習のきつさに体も心も厳しい状態です。持ち前の明るい性格で乗り越えてくれると思いますが、これは慣れるしかありません。休まずに頑張れば時間が解決してくれると思います。9月の後半には心も体も強く生まれ変わった別人になってくれていると思います。
 今回は腹筋を中心に強化をしています。腹筋で水をキャッチしたりフィニッシュし、ストローク長とストロークスピードの改善を期待しています。また後半の苦しくなる場面でも腹筋が泳ぎを安定させてくれたり苦しさに耐えさせてくれたりします。そしてウエストがくびれて美しくなったりかっこよくなったりが期待できます。
 顔は歪みますがスタイルは良くなりレースタイムも上がると期待していいます。レースタイムを聞いて顔がゆがむ事のない事を信じています。

 日曜日の筋トレのダメージが残っているようです。日頃からしっかり出来ている選手と学校の都合などであまり出来ない選手とではかなりダメージの差があるようです。
 積み重ねなのでまとめてやれば強くなるというものではありません。食事と同じでまとめて一カ月分食べると言うわけにいかないのと同じです。
 その筋肉痛の中で水中練習をすると気持ちが負けて質が下がってしまう場合があります。全国大会に標準を絞っている選手は筋肉痛ぐらいで負けるわけるわけにはいきません。
 精神力レベルを上げるチャンスととらえて意識して頑張りましょう。気持ちや考え方できつさや苦しさはかなり違うものになります。
 しっかり休憩して今から今日2回目の水中練習が始ります。本番のレースを頭に描いてイメージ通りの泳ぎが出来るようにトレーニングしましょう。

 毎年ですが、8月は実業団の全国大会を皮切りに全国高校選手権・全国中学選手権そして全国夏季ジュニアオリンピックと連戦が続きます。この試合の為に小さな頃から毎日練習に励み、休みの時は合宿などに明け暮れてきました。
 その成果を発表する瞬間がいよいよ迫ってまいりました。一段と体調管理に注意し練習の質を上げ戦闘モードに突入して行く勝負の月です。
 我がチームは練習がオフですが、昨日の筋トレ・走り込み・水中練習で疲れ気味の体と精神状態をリフレッシュして明日からの練習に備えましょう。
 また毎年の事ですが、宿題を早めに終わらせる為にの貴重な一日でもある事も自覚しましょう。

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